自民党の逢沢一郎衆院議員(65)が、売春防止法に抵触する可能性が高い風俗店を頻繁に利用し、違法な買春行為を繰り返している疑いがあることが、「週刊文春」の取材でわかった。小誌は逢沢氏に関する情報を4年前に入手し、取材を重ねてきたところ、逢沢氏が「本番店」とされる料金に性交渉を含んだデリヘル業者を複数回利用し、“本番行為”(性交渉)に及んでいた可能性が高いことを写真や証言などで確認した。
風俗営業法に詳しい清瀬雄平弁護士が解説する。
「売春の定義は“対償を受け、または受ける約束で不特定の相手方と性交すること”で、売春防止法上、禁止された違法行為です。デリヘルの店舗が、プレイ内容に性交渉を組み込んで料金を設定し、集客していたとすれば、売春の周旋と評価される蓋然性が高い。また、客の側がそのような店舗と知りながら頻繁に利用していたとすれば、違法な買春行為を繰り返していたと評価されてもやむを得ないでしょう」
関係者によれば、逢沢氏がこうした行為に使う金額は年間1500万円に及ぶ可能性があり、また、指名を受けた女性とトラブルになったこともあったという。
逢沢氏は小誌の直撃に対し、女性に部屋に招き入れたことを否定した上で、「(デリヘル嬢に金銭を渡して性交渉をしたことについて)そんなことはないですよ」と答え、事実関係を否定した。また、逢沢事務所に書面で質問状を送ったが、回答はなかった。
祖父、父が衆院議員を務めた逢沢氏は、松下政経塾一期生として卒塾後、政界入り。1986年の初出馬以来、連続当選を誇り、自民党国対委員長や予算委員長など要職を歴任し、現在は谷垣グループの代表世話人を務める大物議員だ。選挙に強く、スキャンダル報道もない逢沢氏が、大臣ポストを固辞していることは、「永田町の七不思議の一つ」(政治部記者)と言われる。
そんな逢沢氏は、連日、どのような行動、行為を行っていたのか。8月8日(木)発売の「週刊文春」では、複数回、また複数人の女性をホテルに呼ぶ写真など、詳しく報じる。
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